ロシアW杯組み合わせ決定!日本の予選突破の確率は?セネガルとは何ぞや?
組み合わせ抽選会を見て
いよいよ半年後に迫ってきましたロシアW杯。先日、開催国ロシアの首都モスクワで対戦の組み合わせ抽選会が行われました。6大会連続出場となった日本は、コロンビア、ポーランド、セネガルと同じグループHに入りました。
この組み合わせをみて僕がまず思ったのは、微妙な国ぞろいだなということです。
それぞれの国の現在のFIFAランクを見てみると、
コロンビア(13位)
ポーランド(7位)
セネガル(23位)
日本(55位)
そうです。日本は非常に格下です。しかし、他の国を見ても、W杯優勝経験国はゼロ。そのうえポーランドとセネガルは、前回のブラジル大会に出場していないので、久しぶりのW杯出場ということになります。
前回のブラジル大会では、日本はコートジボワール、ギリシャ、コロンビアと対戦しましたが、結果は1分2敗で予選敗退。しかし、今回の組み合わせは、このときよりも正直戦いやすい相手になったかなと思います。
とはいっても、どの国も厳しい予選を突破してきたのは間違いないので非常に手ごわい相手となるでしょう。ということで、今回は各国の代表についてそれぞれの特徴を見ていこうと思います。
コロンビアの特徴
ヨーロッパのクラブチーム所属のスター選手たち
コロンビアには、ヨーロッパのクラブに所属するスター選手が数多くいます。
代表的なのは、ハメス・ロドリゲスでしょうか。前回のブラジルW杯でも日本は、後半に出てきたハメスに点を決められましたが、彼はブラジル大会後にスペインの強豪、レアルマドリードに移籍します。
しかし、チームではあまり出場機会がなく、3年間ずっと干されていましたが、今年の夏にようやくドイツ王者のバイエルンミュンヘンに移籍しました。バイエルンでは定位置を掴み、定期的に試合で活躍しているようなので、やはりこの選手には注意が必要かと思います。
他にも、ファルカオ、クアドラード、バッカなど、ヨーロッパで活躍する選手たちが数多くいます。どの選手にも日本は気を付けないとすぐやられることになるでしょう。
日本との対戦
コロンビアは前回のブラジル大会でも戦いました。前半早々に今野が与えたPKで先制され、前半終了間際に岡崎がヘッドで同点とするも、後半に出てきたハメス・ロドリゲスに奔走され、結局1-4で大敗しました。
日本は南米に弱いと言われており、近年の対戦でもブラジルには過去5年で1-3、0-4、0-3、0-4で敗れ、ウルグアイにも2-4で敗れています。
こんな状態でコロンビアに勝てるのでしょうか?
正直、コロンビアに勝つのはかなり厳しいと思います。良くて引き分けといったところではないでしょうか。
ポーランドの特徴
絶対的FWレヴァンドフスキ
ポーランドといえばやはりレヴァンドフスキでしょう。彼は欧州予選で10試合16ゴールという爆発的な得点力を誇りました。ブンデスリーガでも、2年連続30得点達成と、彼の動きを止めることのできる選手はいないってところでしょうか。
僕が彼に対して一番印象に残っているのが、2013年のチャンピオンズリーグ準決勝において、当時所属していたドルトムントで1試合4得点を奪ったことです。これには非常に驚きました。この年にドルトムントがチャンピオンズリーグの決勝に進むことができたのは彼の功績が大きいでしょう。
彼のことは元チームメイトで阿吽の呼吸で得点を量産していた香川真司なら熟知しているだろうし、ブンデスリーガ所属の選手も日本代表には数多くいるのでどうにか対策をとってほしいものです。
セネガルの特徴
セネガルは試合を見たことがないのでほとんど情報がありません。
しかし、セネガルにはリヴァプールで活躍するFWマネやモナコのケイタなど、個の能力の強い選手が数多くいます。日本はフィジカルを前面に押し出してくるチームには弱いので、かなり手ごわい相手になると考えています。
前回のブラジル大会でも、後半にドログバが途中出場しただけで日本の選手は動揺し、簡単にフィジカルで押し通された過去があるからです。
アフリカ予選でのセネガルの映像がありました。
この映像を見る限り、非常に歩幅が広く、身長も高く、素早い動きであるように感じます。
日本の選手は一番対戦しにくい相手となるのではないでしょうか。
最後に
今回の組み合わせは、いいグループに入ったという人が多いと思います。
キャプテンの長谷部もどちらかというと突破しやすいグループに入ったと言っていました。
しかし、日本はどのグループに入っても非常に厳しいグループであることは間違いありません。
是非とも突破して、2010年の南アフリカ大会以来の決勝トーナメントに進出してほしいですね!
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