祝!サンフレッチェ広島J1残留!シーズンを総括するよ!
11/26ホームFC東京戦勝利!
いや~本当に良かった。
長い長いシーズンでした。
ほんっとうに良かった!
ゴールを決めた稲垣も、アシストしたフェリペも、シーズン中あまり試合に出られずに苦しんだ選手達。
稲垣なんて、開幕戦にスタメン出場はしたものの、そこからはベンチ外が多く、殆ど試合に絡めていない状態でした。
本人も、試合後のインタビューなどで今シーズンは個人的につらい時期が長かったと言っている。
それでも腐らず努力を続け、最終的にスタメンを奪い返し、見事活躍してくれました。
前半戦終了時、チームの勝ち点はわずか10。順位は17位と絶望的でした。
そんな中、空中分解もせず、キャプテン青山を中心にチーム・サポーター一丸となって残留を勝ち取ることができたのは、チームにとって、広島にとって非常に大きな経験となったと思います。
長い長いシーズンでした
忘れもしない、2月25日のホームVSアルビレックス新潟戦。1ー1の引き分けに終わった試合。
ここからサンフレッチェ広島の試練のシーズンが始まりました。
開幕からずるずると負け続き、4月のアウェイガンバ大阪戦でやっと勝利し、このまま波に乗るかと思いきや、そこからまた勝ち星をあげることができずにどんどん降格が現実的なものになっていきます。
そんな中、7月にチームを4年で3度の優勝に導いた森保一監督が退任することが決まり、チームOBのヤンヨンソン監督が就任することに。
ヨンソン監督はチームの再建を図り、8月19日のヴァンフォーレ甲府戦でようやく今シーズンホーム初勝利を飾る事ができました。
でも、10/14の鹿島戦、10/21の川崎戦、そして10/29に浦和戦と上位チームとの対戦で負け続け、もう残留は無理なんじゃないか、来年はJ2なんじゃないか、と半ば諦めかけてきていました。
そんな中、11/18のヴィッセル神戸戦で勝利し、なんと降格圏を脱出することができました。サンフレッチェが負け続けているとき、他の下位チームも同様に負けていたからです。
そして、今回のFC東京戦で勝利し、見事残留を決めることができました。
正直、来年から関東でアウェイ参戦するのに、J1では鹿島、川崎、浦和、柏、F東京、マリノスと、上位陣と対戦できるのに対し、J2では千葉やヴェルディ、横浜FCなどの弱小チームとしか対戦できないので、絶対にJ2には落ちるなと思っていました。
なんとかJ1に残留することができて本当に良かったです。
これで安心して関東参戦することができます。
フロントの責任は?
本日12月3日、サンフレッチェ広島の代表取締役社長、織田秀和氏が任期満了に伴い社長の座を退任することが発表されました。通常であれば任期は延長されるので、実質的に責任をとって降りるということです。
しかし、今シーズン通してサポーターがずっと責任を求め続けていたのは、足立強化部長です。
彼が今年補強し、編成したチーム構成は、シーズン当初から不安視されていました。
宮原、野津田、川辺などのユース出身の若手や得点王のピーターウタカなどを大量にレンタル放出し、反対に稲垣、フェリペ、工藤など、中堅の選手を獲得しました。
稲垣、工藤はJリーグでもともと結果を出していたのに対し、フェリペはブラジルの2部でくすぶっていた選手です。この選手に大きな期待を寄せるのはさすがにギャンブルすぎじゃないでしょうか。
これだけチームのメンバーを入れ替えると、さすがの森保監督も限界が来ました。毎年毎年選手を入れ替えられ、本当に大変だったと思います。
今年補強した選手はことごとく森保監督の戦術に適応できず、シーズン途中からは結局去年までのメンバーがほとんどベンチ内に名を連ねるようになりました。
これは、今年の補強が大失敗だったということ。足立強化部長も何かしらの責任を負うべきです。
織田氏は、強化部長としてその手腕を発揮されていた方なので、むしろ織田社長にはサンフレッチェに残ってほしかったものです。
ヤンヨンソン監督の手腕
正直、シーズン途中でJリーグでの監督経験のない外国人監督に任せるのはいかがなものだろうか。これではチームを立て直すのは無理ではないのか?と思っていましたが、
ヤンヨンソン監督は外国人監督ながら広島の経営状態を理解し、現有選手で残留できる、勝つことのできるチーム作りを実行し、見事チームを立て直してくれました。
ペトロヴィッチ監督時代から続く3バックを廃止し、4バックに変更することで守備を立て直し、失点数を前半戦の約半分に抑えることができました。
彼の目指すサッカーもここ2・3試合で見えてきましたし、非常に楽しみなサッカーをしてくれるので、是非とも来年も継続して監督をしてほしいものです。
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