【レビュー】今さらdocomoのタブレット「d-tab d-01H」を買ってみた。アップデートはできるのか?

遅い。遅い。あーー!!もう無理!
もう僕の我慢は限界となりました。
docomoのタブレットd-tab、d-01Gを2015年の12月から約2年ずっと使っていたのですが、最近このタブレットの動きの遅さが気になるように。
YouTubeを見ていると、だんだんと動きが重くなってきて、しまいには動画と音声がズレてくる。。
ネットサーフィンなんて、遅すぎてする気も起こらないです。このタブレットでネットサーフィンするくらいなら、iPhone7かノートPCを使うというくらいです。
そうこうしてるうちに、だんだんとこのタブレットを使うのが嫌になってくるように。
そこで!僕はある機種の存在を思い出しました。
このタブレットを買おうか迷ってる頃、発売が発表されたd-01Hというタブレットがあったのです。
これは、d-01Gの後継機に当たる、ドコモから発売されたタブレットになります。
この時はまだ発売されたばかりで価格が全く下がっておらず、新品価格で5万円という大金が必要でした。
しかし、今は発売から2年が経ち、なんと新品価格で2万5千円。中古価格で1万円台になってるではありませんか!
ということでd-01Gを売っ払ってd-01Hを買うことにしました。
高く売れ、安く買えた!
なんとd-01Gはメルカリで8000円で売れ、d-01Hはネット通販じゃんぱらで送料込み10800円で買うことができました!その差2800円!
2800円でこれほどグレードアップできるのは奇跡です。
d-01HはAmazonの中古でも1万円後半ってとこです。
じゃんぱらは何故こんなに安く売っていたのでしょうか。
後日見ると、もう売り切れてしまったようでした。
状態も非常によく、傷も見当たらない大変美品だったので、すごく得をした気分です。
*追記 2018/02/26
その後、ちょくちょく在庫は出ているようです。Amazonよりは安かったりするので、気にして見るといいかもしれません。⇒じゃんぱら[d-01H検索結果]
*追記2 2018/10/27
この記事を書いた当時からおよそ1年が経ち、どうやら現在Amazonでも1万円以下で手に入るようになったらしいです。1万円ならば、Amazonで買うのもありかもしれませんね。
d-01Hについて
これを作っているメーカーはd-01Gと同じHuaweiという中国のメーカーです。
ひと昔前は中国メーカーのタブレットと言えば遅くてダサくてすぐ壊れる、低品質で安物買いの銭失いという感じだったんですが、最近の中国メーカーは安くてデザインも良くて性能も良い。とかなり品質が向上したように思います。
それに、d-tabはNTTドコモが監修してるので、いざとなればドコモに頼れるのも安心ですね!
スペックは以下の通りになります。
CPU | Hisilicon Kirin 930 |
CPUコア数 | 8 |
RAM | 2GB |
記憶容量 | 16GB |
バッテリー容量 | 6500mAh |
センサー | 加速度センサー、光センサー |
GPS | 〇 |
画面サイズ | 10.1インチ |
画面解像度 | 1920×1200 |
背面カメラ画素数 | 1300万画素 |
前面カメラ画素数 | 500万画素 |
TVチューナー | フルセグ/ワンセグ |
Bluetooth | Bluetooth4.0 |
SIM情報 | SIMロック解除可 |
重量 | 498g |
最近のハイスペックなタブレットと比較すると少し見劣りしますが、前機種d-01Gに比べると随分進化しているように思います。
個人的に液晶サイズの大きさがうれしいです。
ネットをするのに8インチは少々小さいと感じていたので、10インチはタブレットとして丁度良い大きさだと思います。
CPUはオクタコア。d-01Gのクアッドコアより大きく進化しています。
そしてRAMも2GBと通常使用には必要十分な量が用意されています。
このタブレットの大きな特徴は、音質の良さです。harman/cardonというアメリカのオーディオメーカーのスピーカーを採用しており、しかも4つスピーカーがあるので、非常に迫力のある音を出すことができます。
4つのスピーカーの内、下2つは低音。上2つは高音が出るようにチューニングされているようです。
しかしこれ、タブレットを逆さに持った時や、縦に持った時に変わることはなく、あくまで正規の向きで使用しているときの上下で設定されています。
設定の変更
・サラウンドのオフ
初期設定では、SWSモードっていうサラウンド機能がオンになっており、ボワッとした下品な音に感じたので、サラウンドはオフに設定しました。
設定>音>SWSモードからオフにすることができます。
これでボワっとした音の効果が消えました。随分と迫力のある音のように聞こえます。
d-01Gは音量が小さいと感じることが多かったのですが、d-01Hはスピーカーが4つある効果か、音量もずっと大きくなりました。
・不要なアプリのアンインストールor無効化
要らないdocomoのアプリ達を一掃しました。基本的に純正アプリ達は消せないのが多いので、無効化することに。
僕は以下のアプリ達を無効化しました。
エリアメール
オートGPS
スケジュール/メモ・トルカ同期
デコメ絵文字マネージャー
ドコモ音声入力
メッセージ←これはSIMカードとか入れてる人はいるかも
災害用キット
電話帳サービス
dメニュー
Gガイド番組表DL
Googleアプリ
iコンシェルコンテンツ
アプリのアンインストール&無効化でいらないアプリの動きを止めた結果、だいぶタブレットが軽くなったような気がします。
・ランチャーの変更
ランチャーは軽いことでお馴染みのNova Launcherに変更しました。
初期設定のdocomo LIVE UXとかってのも、まあまあかっこいいのですが、僕はまったくdマガジンは使わないからホーム画面のドックにあれがあるの本当に嫌なんですよね。
Nova Launcherは無料ユーザーでもある程度のカスタマイズはできて、何よりもヌルサクなのがお気に入りです。
・電源管理ウィジェットのインストール
このタブレットって通知センターを開いてさらに上から引っ張ってこないとWi-Fiのオンオフができるボタンが出てこないんですよね。
だからホーム画面にWi-Fiのオンオフのできるウィジェットを追加することに。
Power Widget liteっていうアプリが使いやすくてオススメです!
使い方は簡単。インストールしてウィジェットを追加するだけ!設定からどのボタンを設置するか選ぶこともできます。
不満な点
不満な点・・・ないです!!
いや、それじゃちょっとつまんないですね。
てことで無理やり不満な点を挙げてみました。
・Androidのバージョンが古くて、これ以上アップデートできない。(Android5.1)
・ドコモ製のアプリがうざい
これくらいしか思いつきません!
まず、重さは結構あります。前使っていたd-01Gは340gだったのでしばらく持っていても疲れませんでしたが、これは498gなのですぐ疲れて持ってられません。膝を補助に使うなりして支えて持つようにしています。
Androidのバージョンはあんまり詳しくないのでよくわかりませんが、6.0から結構快適になったらしい、、?まあでも5.1でも特に不便ではありませんね。
ドコモ製のアプリは無効化できますが、docomo IDなど一部無効化できないアプリもあります。この辺が常に動いてる感じがして鬱陶しいです。
こんなところでしょうか?
どうしてもAndroidのバージョンを上げたいという方は、「d-01h MediaPad化」とかで検索したら夢を見れるかもしれませんね。(いうまでもなく自己責任の世界です、、)
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コメント一覧
498kg?
ご指摘ありがとうございます!
記事を修正しました。