超初心者が組む自作PC!超小型ケースMetis PlusにRyzen5 1600AFの構成。動作は快適??
自作PCに挑戦するきっかけ
以前のブログでも紹介しましたが、今年はコロナ対策として在宅勤務が増えたため、EIZOのディスプレイを購入しました。
これを使っているうちにどんどん気に入り、しばらくすると私用の作業用PCもこのディスプレイに接続したくなってきました。
ところが、僕が持っているPCはノートPCだけです。
ノートPCをディスプレイに繋ぐには、排熱の関係から画面を開いたままHDMIで繋がなくてはならず、会社用と私用のノートPCを2台を並べてディスプレイに繋ぐのは我慢なりません。
そこで、コンパクトなPCを用意できないかと思い、自作PCに挑戦することにしました。
自作PCの要件
今回、自作PCを組むにあたっての要件は以下の通りです。
- できる限り小さいこと
- ゲームもできること
- 省電力であること
- 予算7万円前後
上記を満たすことのできる構成を、YoutubeやWebサイトを見ながら考えることにします。
まずCPUですが、この時期にネットで話題になっていたのが「Ryzen5 1600AF」です。
価格が1万円と格安ながら、6コア12スレッドという化け物級のコスパを兼ね備えたCPUでした。
もともと少量生産らしく、どこのネットショップもすぐに売り切れたようですが、わずかに再入荷したタイミングでなんとか購入するに成功!
今アークさんでRyzen5 1600AF売ってますよー!
自分は買っちゃいました。#Ryzen5 #1600AF pic.twitter.com/aVMKvpXtpV— けー。 (@satori_blog_kei) May 30, 2020
そこで、今回はこのCPUをベースに構成することにします。
小型ケース Metis Plus
さて、Ryzen5 1600AFをベースにPCを組んでいこうと思うのですが、一番迷ったのがPCケース選びです。
なるべく費用を安く抑えたいという思いましたが、安いケースはどれもこれもどでかいケースばかり。。
そんな中、価格.comで安い順にケースを探していたら、丁度いい大きさのケースを見つけました。
それがこのMetis Plusです。
今回はホワイト色を選びましたが、思った以上に綺麗な色で、素材のメタリック感が高級感をだしています。
自作PCの構成
CPUとケースを決めたので、あとは大体これらに合うものを選択するのみです。
今回はゲームができるPCを作るので、GPUもそこそこ動くものを選びます。
ということで、いろいろ考えた結果、以下のような構成で組み立てることにしました。
※スマホでは表を横スクロールできます
分類 | 品名 | 価格(円) |
---|---|---|
ケース | Metis Plus | 5,478 |
CPU | Ryzen5 1600AF | 11,498 |
GPU | MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC | 15,180 |
マザーボード | ASRock Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac | 14,980 |
メモリ | CFD W4U2666CM-8G(2枚組) | 7,070 |
SSD | crucial CT250P2SSD8JP | 6,800 |
電源 | KRPW-BK550W/85+ | 6,097 |
合計 | 67,103 |
なんとかギリギリ7万円以内に収めることができました!
悩んだ点
今回の構成を決めるにあたり、自作PCが初めてということもあり次の点に結構悩みました。
マザーボード
今回採用したMetis Plusというケースは、非常に小型のケースであるため、マザーボードのフォームファクタをMini-ITXにしなくてはなりませんでした。
しかし、Mini-ITXは、採用するケースがそれほど多くないため、必然的にマザボの価格相場が高くなってしまいます。
簡単にいうと、Micro-ATXのマザボが8,000円くらいだとすると、同じくらいの性能のマザボは大体14,000円くらいします。
できる限り安く作りたいという希望もあったため、この小型ケースを採用するか最後まで悩みましたが、最終的にMini-ITXを採用しました。
電源
電源について悩んだ点は次の2つです。
- 必要な電源容量
- ケーブル仕様
1.必要な電源容量
電源を選ぶときの基準として、通常使用時(ゲームをするならゲーム中)の消費電力の2倍程度の容量を選べばいいらしいです。
(どうも電源回路の変換効率が良いとかなんとか。。。恐らく電力の欠損が少なく済むんでしょうね。)
そこで、いろいろネットで情報を漁った結果、大体500~600W近くあれば良いんじゃないかと判断するに至りました。
2.ケーブル仕様
これはどういうことかと言いますと、電源に繋ぐケーブルが取り外し可能かどうかということです。
今回のケースは中が非常に狭いため、不要なケーブルはできる限り外しておきたい。
そう考えた結果、取外し可能なフルプラグインタイプの電源を選びました。
組み立て
組み立てはYouTubeで初心者向けに組み立て方法を解説している動画がたくさんあったのでそれらを見ながら組み立てました。
小型のケースですが、配線にはそこまで苦労せず組み立てることができます。
僕の場合は、GPUのバックパネルが入らなくて苦労しましたが、なんとかねじ込んではめることができました。
けっこうはまりにくいことがあるみたいです。
自作PCを作ってみて
やはり、6コア12スレッドのCPUの動作は非常に快適で、私みたいな事務作業や簡単なプログラミングが中心の人には十分すぎる性能でした。
今回自作PCに初挑戦しましたが、パソコンの部品のことやインターフェースについて深く知るいいきっかけになったなと思います。
自作PCをやるまでは、NVMeやらSATAのことは名前だけ知っているだけという感じでしたが、今では特徴や外観などを詳しく理解できています。
これからじゃんじゃんゲーム等でも使っていこうと思います!
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