【USB不要】MacBook ProへBootCampでWindows10をインストール。予想以上に軽快な動作。
去年買った13インチのMacBook ProにBootCampを使ってWindows10を入れてみたくなったので、そのセットアップ方法や使用感などを記事にしました。
MacBook ProでWindows10を使う意義
なんでせっかく高い金を出してMacBook Proを買ったのに、Windowsを入れるの?と疑問に思う方もいるかもしれません。これには以下のような理由があるのです。
Windowsの使用感に慣れている
僕は、去年MacBook Proを買うまで、生まれてこの方Windowsしか触ったことのない人間でした。仕事もWindowsオンリーです。
そのため、ショートカットキーやFinderの操作などでどうしてもMacの使用感に馴染めず、作業効率が落ちていることに気が付きました。
MacはUnixベースであることから、CUIでの操作は便利だと思うのですが、GUIでの操作はなんというか、芸術方面に寄り過ぎるあまり、使いやすさが落ちているような気がします。(もちろん個人の主観です)
ディスプレイの質が非常に高い
MacBook ProのRetinaディスプレイモデルを使用しているのですが、ディスプレイの解像度が非常に高く、発色もとても綺麗です。
僕はノートPCのVAIOも持っているのですが、これは液晶の質が最悪で、どんなに調整しても画面全体が白っぽくて30分も画面を見ていると目が痛くなってしまいます。
そのため、MacBook Proの高品質なディスプレイでWindowsを使いたいと考えました。
筐体が小さく、軽い
MacBook Proは御存知の通り、非常にコンパクトで軽いため、持ち運びが楽です。
一方VAIOは15インチで重さもかなりあるため、全く持ち運ぶ気がしません。
そのため、MacBook ProにWindowsを入れることができたら非常に便利ではないかと考えました。
準備するもの
・Windows10のISOイメージ
・Windows10のプロダクトキー(有料)
これだけです。本当にこれだけでWindows10を使うことができます。
Windows10のISOイメージをダウンロード
Windows10のISOイメージは、以下のMicrosoftの公式サイトで無料公開されているため、ダウンロードしましょう。(Macでダウンロードしてください)
ダウンロードする際に、バージョンを選択する画面になると思いますが、基本的にはMacと同じ64bit版を選択します。
ファイルの容量は5GBほどあるのでダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。
Windows10のプロダクトキーを取得
Windows10を使用するにはライセンスの認証が必要です。
AmazonでWindows10を購入するには、USB版、ディスク版、オンラインコード版から選べますが、今回は購入後すぐに使えるオンラインコード版で購入しました。
※2018年Update適用と書いてるのは気にする必要ないです。(ディスク版のデータの話)
↓購入する際には、Windows10の「Home」か「Pro」どちらか好きな方を選択してください。
HomeよりProの方が若干できることが多いですが、基本的にそこまで大きな違いはありません。(ProはリモートデスクトップやWindowsUpdateの手動更新ができる)
Amazonでオンラインコード版を購入した場合、購入直後に表示される画面にプロダクトキーが表示されるので、これをメモしておきます。
BootCampの実行
ISOイメージとプロダクトキーを用意できたら、MacBook Proから「BootCampアシスタント」を実行します。
↓「BootCampアシスタント」は、Launchpadのその他の中に入っています。
ここで先ほどダウンロードしたWindows10のISOファイルを選択し、パーティションを設定します。
後で変更はできないためよく考えて設定してください。
・WindowsUpdateなどで多くの容量を必要とするため、50GB以上確保するようにしてください。
・Officeソフトをインストールしたい人は、100GB以上確保したほうがいいです。
↓次に進むと、あとは自動でWindows10をインストールしてくれますのでしばらく待ちます。(僕の環境では10分くらいかかりました)
インストールが完了したら自動的にWindows10が起動されるため、続いてWindows10のセットアップに移ります。
Windows10のセットアップ
続いて、Windows10のセットアップを行います。
↓画面を進めると、ライセンス認証の画面が表示されるので、先程購入したプロダクトキーを入力します。
入力が完了したら次へ進みます。
Windowsのバージョン(HomeかPro)を選択する画面が出た場合、購入したプロダクトキーのバージョンを指定して次に進んでください。
↓途中、ネットワークに接続する画面が出てきますが、今はドライバが無くて設定できないので先へ飛ばします。
↓最初のセットアップが完了すると、馴染みのあるWindows画面が表示されます。
続いてBootCampの設定に移ります。
BootCampの設定
さあ、Windows10が起動しましたが、このままでは使用できません。
Wi-Fiや、Bluetoothなどのネットワーク関連のドライバが入っていないため、インターネットに接続することができません。
そのため、画面に表示されているBootCampの設定を行います。
↓「次へ」を押してBoot Campのインストールへ進みます
↓使用許諾契約書を読み、問題なければ同意しますにチェックを入れて「インストール」を押します
↓インストールが完了したら、システムを再起動します。これによって、各種ドライバのインストールが完了します。
↓再起動すると、以下のようなセットアップ画面が表示されるので、画面の指示に従い進めていくだけです。
これでWi-Fiの設定ができるようになっているはずなので、Wi-Fiの設定を行ってください。
以上で完了です!お疲れさまでした。
使用感について
今回MacBook ProにWindows10をインストールしましたが、一言で言えば最高!です。
Retinaディスプレイをフル活用して表示できるので、今までに見たことのない高精細なWindowsを操作できています。
BootCampでインストールした場合、CPUやメモリをフルで活かすことができるため、軽快な動作で超快適です。
迷っている方は、ぜひやってみてください。
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