【USB不要】MacBook ProへBootCampでWindows10をインストール。予想以上に軽快な動作。

2020年4月16日パソコン

去年買った13インチのMacBook ProにBootCampを使ってWindows10を入れてみたくなったので、そのセットアップ方法や使用感などを記事にしました。

 

MacBook ProでWindows10を使う意義

なんでせっかく高い金を出してMacBook Proを買ったのに、Windowsを入れるの?と疑問に思う方もいるかもしれません。これには以下のような理由があるのです。

 

Windowsの使用感に慣れている

僕は、去年MacBook Proを買うまで、生まれてこの方Windowsしか触ったことのない人間でした。仕事もWindowsオンリーです。

そのため、ショートカットキーやFinderの操作などでどうしてもMacの使用感に馴染めず、作業効率が落ちていることに気が付きました。

MacはUnixベースであることから、CUIでの操作は便利だと思うのですが、GUIでの操作はなんというか、芸術方面に寄り過ぎるあまり、使いやすさが落ちているような気がします。(もちろん個人の主観です)

 

ディスプレイの質が非常に高い

MacBook ProのRetinaディスプレイモデルを使用しているのですが、ディスプレイの解像度が非常に高く、発色もとても綺麗です。

僕はノートPCのVAIOも持っているのですが、これは液晶の質が最悪で、どんなに調整しても画面全体が白っぽくて30分も画面を見ていると目が痛くなってしまいます。

そのため、MacBook Proの高品質なディスプレイでWindowsを使いたいと考えました。

 

筐体が小さく、軽い

MacBook Proは御存知の通り、非常にコンパクトで軽いため、持ち運びが楽です。

一方VAIOは15インチで重さもかなりあるため、全く持ち運ぶ気がしません。

そのため、MacBook ProにWindowsを入れることができたら非常に便利ではないかと考えました。

 

準備するもの

・Windows10のISOイメージ

・Windows10のプロダクトキー(有料)

これだけです。本当にこれだけでWindows10を使うことができます。

 

Windows10のISOイメージをダウンロード

Windows10のISOイメージは、以下のMicrosoftの公式サイトで無料公開されているため、ダウンロードしましょう。(Macでダウンロードしてください)

Microsoft公式サイト

 

ダウンロードする際に、バージョンを選択する画面になると思いますが、基本的にはMacと同じ64bit版を選択します。

iso_download

 

ファイルの容量は5GBほどあるのでダウンロードが完了するまでしばらく待ちます。

 

Windows10のプロダクトキーを取得

Windows10を使用するにはライセンスの認証が必要です。

AmazonでWindows10を購入するには、USB版、ディスク版、オンラインコード版から選べますが、今回は購入後すぐに使えるオンラインコード版で購入しました。

※2018年Update適用と書いてるのは気にする必要ないです。(ディスク版のデータの話)

 

↓購入する際には、Windows10の「Home」か「Pro」どちらか好きな方を選択してください。

amazon

 

HomeよりProの方が若干できることが多いですが、基本的にそこまで大きな違いはありません。(ProはリモートデスクトップやWindowsUpdateの手動更新ができる)

Amazonでオンラインコード版を購入した場合、購入直後に表示される画面にプロダクトキーが表示されるので、これをメモしておきます。

 

BootCampの実行

ISOイメージとプロダクトキーを用意できたら、MacBook Proから「BootCampアシスタント」を実行します。

↓「BootCampアシスタント」は、Launchpadのその他の中に入っています。
bootcamp_assistant

 

↓BootCampを起動したら、次へ進みます。
bootcamp2

 

↓SSDのパーティションを区切る画面が出てきます。
bootcamp3

ここで先ほどダウンロードしたWindows10のISOファイルを選択し、パーティションを設定します。

後で変更はできないためよく考えて設定してください。

・WindowsUpdateなどで多くの容量を必要とするため、50GB以上確保するようにしてください。

・Officeソフトをインストールしたい人は、100GB以上確保したほうがいいです。

↓次に進むと、あとは自動でWindows10をインストールしてくれますのでしばらく待ちます。(僕の環境では10分くらいかかりました)
bootcamp4

インストールが完了したら自動的にWindows10が起動されるため、続いてWindows10のセットアップに移ります。

 

Windows10のセットアップ

続いて、Windows10のセットアップを行います。

↓画面を進めると、ライセンス認証の画面が表示されるので、先程購入したプロダクトキーを入力します。

product

 

入力が完了したら次へ進みます。

Windowsのバージョン(HomeかPro)を選択する画面が出た場合、購入したプロダクトキーのバージョンを指定して次に進んでください。

↓途中、ネットワークに接続する画面が出てきますが、今はドライバが無くて設定できないので先へ飛ばします。
network

 

↓最初のセットアップが完了すると、馴染みのあるWindows画面が表示されます。
windows

続いてBootCampの設定に移ります。

 

BootCampの設定

さあ、Windows10が起動しましたが、このままでは使用できません。

Wi-Fiや、Bluetoothなどのネットワーク関連のドライバが入っていないため、インターネットに接続することができません。

そのため、画面に表示されているBootCampの設定を行います。

 

↓「次へ」を押してBoot Campのインストールへ進みます

 

↓使用許諾契約書を読み、問題なければ同意しますにチェックを入れて「インストール」を押します

 

↓インストールが完了したら、システムを再起動します。これによって、各種ドライバのインストールが完了します。

 

↓再起動すると、以下のようなセットアップ画面が表示されるので、画面の指示に従い進めていくだけです。

 

これでWi-Fiの設定ができるようになっているはずなので、Wi-Fiの設定を行ってください。

以上で完了です!お疲れさまでした。

 

使用感について

今回MacBook ProにWindows10をインストールしましたが、一言で言えば最高!です。

Retinaディスプレイをフル活用して表示できるので、今までに見たことのない高精細なWindowsを操作できています。

BootCampでインストールした場合、CPUやメモリをフルで活かすことができるため、軽快な動作で超快適です。

迷っている方は、ぜひやってみてください。

 

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Posted by Kei