20代新卒が都内マンションで一人暮らしするためにかかった費用は?

2018年10月20日生活

shinsotsu-tonai

日本で最も地価の高い都市、東京。日本の政治、金融、文化、ファッション、全ての中心の地でもあります。若い人は東京に住むことに憧れる人も多いと思います。

そんな東京で、大卒の新社会人がマンションで一人暮らしするためにかかった費用はいったいいくらなのでしょうか。

今回は、僕が実際に引っ越しを終えた経験を踏まえ、賃貸の契約から実際に住むまでに、いくらかかったのかを皆さんにご紹介したいと思います。

 

どんな物件に住んでいるのか

僕が住んでいる物件は以下の通りです。

 

家賃 70,000円
共益費 5,000円
場所 東京23区内
駅までの距離 徒歩1分
構造 鉄筋コンクリート造
築年数 6年
間取り 1K
面積 7.5畳
条件等 南向き、バストイレ別、独立洗面台、コンロ2口、オートロック、宅配ボックス、浴室乾燥機、室内洗濯機置き場、BSアンテナ

 

家賃7万円で駅近、築浅と、見ての通り、都内のマンションの中ではずば抜けて好物件でした。必死に探しぬいて、運よく見つけることができました。

この家で気に入っているポイントは2つです。

まず一つは、駅が非常に近いことです。徒歩1分で駅の入り口に着くため、会社に行くにもギリギリまで寝ることができますし、雨でもほとんど濡れることがありません。利便性は非常に高いです。

二つ目に、部屋の広さが挙げられます。7.5畳というのは、一人で住むには十分な広さです。ベッドとテレビと棚やテーブルをおいてもそこそこのスペースを確保することができます。そのうちソファを置こうと考えているので、購入したらまたブログで報告しようと思います。

 

マンションの契約から住むまでにかかった費用

マンションの契約は近場の不動産で行いました。いろいろと不満が出る会社ではありましたが、初めての東京での一人暮らしのため、良しとします。

実際にかかった費用は大きく分けて次の4つです。

 

1.マンションの契約費用
2.引っ越し費用
3.家具・家電購入費用
4.その他生活必需品購入費

それぞれ一つずつその内訳を述べたいと思います。

 

1.マンションの契約費用

僕が住んでいるマンションは空き部屋が出ると一日で埋まってしまうような非常に好条件の物件であったため、管理会社も足元をみているというか、初期費用を高く設定されました。

そのため、一般的な一人暮らしの初期費用より、若干高めになってしまいましたが、内訳は次の通りです。

 

敷金 70,000円
礼金 70,000円
家賃2ヶ月分前払い 151,200円
仲介手数料 75,600円
火災保険 16,000円
鍵交換費用 6,480円
安心入居サポート 16,200円
保証会社初期費用 37,500円
合計 442,980円

◆敷金/礼金・・・最近は敷金や礼金が無料の物件が増えているみたいですが、僕のマンションは好条件な物件のため、管理会社も強気で敷金礼金をそれぞれ家賃一ヶ月分請求されました。

◆家賃2ヶ月分前払い・・・家賃2ヶ月分前払いは正直きつすぎました。そのぶん最初の2ヶ月は家賃を払わなくて済みますが、一気に10万円以上吹っ飛ぶので、まとまったお金を用意しておく必要があります。

◆仲介手数料・・・ここの仲介業者は、普通に家賃1ヶ月分取るところでした。あとで知ったのですが、エイブルとミニミニの二つの仲介業者は、仲介手数料が半額のようなので、こういうところを利用すれば初期費用を安く抑えられると思います。

◆安心入居サポート・・・いわゆる鍵を無くしたときなどに、安く交換しますよみたいなやつですね。僕は全く要らないと思ったのですが、必須だと言われたのでしぶしぶ付けました。これって抱き合わせ商法じゃないのか。。

◆保証会社初期費用・・・最近のわりと新しめの物件は保証会社必須の物件が多いみたいです。初期費用も高いですし、毎月家賃にプラスで保証料を取られるため、保証会社が必要でない物件を探せばいいかもですね。

 

正直予想以上に初期費用が掛かってしまいました。恥ずかしながら、姉に借金をして支払っています。そのため、姉が東京に遊びに来る時には自由にホテル代わりに使っていただいています(笑)

 

2.引っ越し費用

都内の一人暮らしの引っ越し費用は、平均的に3万~7万円ほどかかるようですが、僕はレンタカーを借りてすべて自分で行ったため、かなり費用を抑えることができました。

そのときの費用の内訳は次の通りです。

 

レンタカー(軽バン) 8,400円
高速道路 2,730円
ガソリン 2,652円
駐車料金 4,000円
友達への驕り代 2,000円
合計 19,782円

 

◆高速道路・・・横浜から都心までの往復の値段はだいたいこれくらいになります。もちろんETCで乗っています。

◆駐車料金・・・お茶の水の契約センターで契約手続きをするために引っ越しの途中で寄ったため、都心のコインパーキングに1時間半ほど駐車して、思った以上に駐車料金を取られてしまいました。

◆友達への驕り・・・友達に荷物の運び入れを手伝ってもらったため、そのお礼の食事代は引っ越し経費として計算しました。

 

こんな感じで、業者に頼まず引っ越しをすると、その分大変ですがかなり費用を抑えることができました。

 

3.家具・家電購入費用

今回の引っ越しを機に買った家具や家電は以下の通りです。

1.ベッドフレーム
2.マットレス
3.シーリング
4.棚
5.レンジ台
6.ワゴン棚
7.テーブル
8.オーブンレンジ
9.洗濯機

 

これ以外のテレビや冷蔵庫、電気ケトルやオーブントースターなどは学生の頃から使っていたものをそのまま持って行ったため、新しく購入はしていません。

買ったもの達の値段は以下の通りです。

 

ベッドフレーム 11,852円
マットレス 14,000円
シーリング 6,850円
3段ボックス 1,100円
レンジ台 7,990円
ワゴン棚 2,511円
テーブル 6,463円
オーブンレンジ 20,370円
洗濯機 34,150円
合計 105,286円

 

結構高いものばかり買いすぎてしまった感が強いです。

洗濯機もオーブンレンジもPanasonic製の物を買ってしまいました。しかし、長い目線でみると、家電に関しては日本メーカーの物を買っておいた方が安心だと考えてこれらにしました。

 

 

洗濯機は、引っ越しの直前にヤマダ電機などで設置工事を頼もうとしたのですが、引越し日に間に合わなかったため、インターネットのコジマの通販で買いました。

コジマはすごいです。7/9に注文して、7/16に設置工事に来ていただくことができました。ヤマダ電機やヨドバシカメラはどんなに早くても7/20以降になると言われていたので、ずば抜けて早かったです。

値段も店頭より安く、設置工事も急だったにも関わらず応じて下さったので大満足です。

 

4.その他生活必需品購入費

一人暮らしを始めるとなると、キッチン用品から洗剤や収納など、買うものがかなりあります。今回は僕が買ったものをざっと挙げてみます。

全部上げるとキリがないので、主要なものを20個挙げたいと思います。

1.洗濯用洗剤・柔軟剤
2.延長ケーブル×3
3.衣装ケース
4.布団シーツ
5.ゴミ箱×2
6.フライパン・鍋・ヤカン
7.皿・コップ
8.おたまやへらなど
9.調味料ケース
10.アイロン
11.トイレットペーパー・ティッシュ
12.座布団
13.小物入れ
14.衣装ケース×5
15.風呂用・トイレ用洗剤
16.洗面器
17.歯ブラシスタンド

18.物干し竿×2

19.ハンガー

20.洗濯ばさみ

 

ざっと洗い出しましたがこんなところでしょうか。

ポイントは、ダイソーにあるものはダイソーで揃えることです。
それ以外のものは、それぞれニトリ、ドラッグストア、ホームセンターを周って買いました。

生活必需品購入費は合計で2万円ほどです。これくらいのものがあればとりあえず生活ができますので、あとは必要に応じて買い足していけばいいと思います。

 

合計費用

1.マンションの契約費用
2.引っ越し費用
3.家具・家電購入費用
4.その他生活必需品購入費

これらの合計費用は、598,048円です。

約60万円といったところでしょうか。

引っ越し貧乏という言葉がありますが、引っ越しはめちゃくちゃお金がかかります。

これを安く抑えるためには、やはり物件の選択がポイントです。

ミニミニやエイブルなどの仲介手数料が半額になる仲介業者を選択したり、敷金礼金が無料の物件を根気よく探し続けるのがベストかもしれません。

 

注意したこと

都内で一人暮らしをする上で悩んだり注意したことがあります。主に以下の2つです。

1.隣人への挨拶
2.ゴミ捨て場の確認

 

1.隣人への挨拶

まず、隣人への挨拶ですが、僕はしませんでした。

何故かというと、大学生のときも一人暮らしをしていたのですが、一度もあいさつに行ったことがありませんでしたし、来られたこともなかったからです。

どうやら最近は、あいさつをするべきかどうかはケースバイケースのようです。

家族で住むような物件であれば子供の騒音や家族づきあいなども考えてあいさつ回りをした方が良いようですが、一人住まいの物件では女性のセキュリティなども考えてあいさつに行くのを見直したりする人も多いようです。

近所付き合いもほぼ無いと言っても過言でもないですしね。

ただ、道ですれ違った時の気まずさは半端じゃないため、やっておくのもありだと思います。

 

2.ゴミ捨て場の確認

ゴミ捨て場は、どこに出せばいいのかや、ゴミ出しのルールなどの疑問点は早急に管理会社に訪ねておいた方が良いです。

僕は大学時代に住んでいたマンションで、ごみを捨てる場所を間違えて注意されたことがあります。

知らなくても、捨てた人の責任になってしまうため気を付けておきましょう。

 

新卒社会人でも都内マンションで一人暮らし!

いかがでしたでしょうか。新卒社会人の僕ですが、約60万円の大金をかけましたが都内マンションで一人暮らしをすることはできました。

ただお金が足りなくて姉に借金したりクレジットカードの分割払いを利用して支払いを続けているのですが;

こういうときのためにも、学生時代に作った楽天カードの利用可能枠を広げておいて良かったです。大学生は20万円が上限だったりするのですが、社会人になって、50万円に上げておきました。

次回は、都内マンションで生活するために毎月かかる費用と、どれくらいのお金の余裕ができるのか記事にしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

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Posted by Kei