【海外旅行】レンタルWi-Fiと海外SIMはどっちがおすすめ?経験者が教える

2018年10月15日旅の記録

sim-rentalwifi

みなさん、海外旅行でスマホを使うためにどうしていますか?

ん?レンタルWi-Fi?

「イモトの~」とか、「グローバル~」とか、いろいろありますよね。

僕もこれらに何度かお世話になったことがあります。

ちょっと慣れた人なら、現地でSIMカードを調達するぜっなんていう人もいるのではないでしょうか。

しかし、あまり海外に慣れていない人は、何をどうすればいいのか、どんな種類があるのか、全く分からないと思います。

今回は、そんな方に、少しでも選択肢を選ぶ際の手助けになればいいなと思って記事を書きます。

 

こんな人に読んで欲しいです!
1.海外旅行に慣れていない
2.スマホを使う際の選択肢を知りたい
3.安い方法を知りたい
4.初心者が簡単な方法を知りたい

 

 

パターン別おすすめ手段

海外に行くにもそれぞれいろんな理由があると思います。仕事で行く人、友達と海外旅行で行く人、バックパッカーとして旅に出る人、複数ヵ国をめぐる人、この他にも様々なパターンがあると思います。

海外でスマホを使う手段として、主に3つの手段があります。そして、それぞれパターンごとにおすすめの手段があり、かかる料金も様々です。パターンごとにそれぞれ選択肢を上げたので、ご覧ください。

 

 

上級者:海外でSIMカードを買う

まず、最も難易度が高い手段です。今使っているスマホをそのまま海外に持って行き、空港などにある携帯会社のオフィスでSIMカードを契約してしまう方法です。これには、前提条件がありますので、まずは前提条件を満たす必要があります。

iphone-simcard
iPhoneの場合、SIMカードはここに入っています。

 

前提条件

海外SIMカードを使うためには、まず前提条件としてスマホがSIMフリーである必要があります。

SIMフリーとは・・・
例えばソフトバンクで契約したスマホは、初期の状態ではソフトバンクでしか使えません。これをドコモやau、UQモバイルなどで使えるようにするためには、SIMフリー化する必要があります。SIMというのは、スマホに刺さっている契約情報などが詰まった小さなカードです。つまり、様々な会社のSIMで使えるようにするのです。

 

なんだこの説明、まじわかんねーよ! という方は読み飛ばしてもらって構わないです。実際のところ、そこまで理解する必要のない内容なので。

ドコモソフトバンクauの3社どれかのスマホを使っている方の中で、これまでSIMフリーなんてした覚えがないという方は、この次のSIMフリーの仕方より、SIMフリー化して下さい。

 

SIMフリーの仕方

 

・共通注意事項

手続き自体はネットですることができますが、その際、他社のSIMカードを入れる作業があります。(ドコモならau、ソフトバンクなどのSIM)
もし他社のSIMカードを用意できない場合は、店舗に行って手続きをしてください。

 

ドコモの場合

パソコン、電話、店舗のどれでも手続きをすることができます。スマホからはできません。また、パソコンからするにはdアカウントを取得しておく必要があります。詳しくは、ドコモ公式サイトの記述を見ればわかると思います。

auの場合

パソコン、スマホ、電話、店舗いずれの方法でも手続きができます。店舗の場合は、手数料3000円がかかってしまうので、ネットでやるのがベストでしょう。詳しくは、au公式サイトを見てください。

ソフトバンクの場合

パソコン、スマホ、店舗のどれかで行うことができます。ただし、店舗では手数料を3000円取られます。詳細はソフトバンク公式サイトでご確認ください。

 

契約の仕方

海外の空港などで、携帯会社のカウンターへ行きます。必要な物はだいたいパスポートくらいで、使いたいスマホを見せるとそれに合ったSIMカードを挿してくれます。プランなどは自分で見て、必要なものを選択してください。

注意点としては、日本で使っていたSIMカードを無くしてしまわないことです。これを無くしてしまうと、日本へ帰ったときにスマホで通信することができなくなってしまうだけでなく、悪用される危険もあります。

海外で日本のSIMカードを挿して利用されたら高額なパケット通信料を請求されてしまいますので、くれぐれも注意してください。

 

メリット

海外でSIMカードを契約して使う方法のメリットは次の2つです。

1.安い

とにかく安さは一番です。空港や町中でSIMカードを買うと、1000円から2000円ほどで音声通話機能付きのSIMカードが手に入ります。またデータ容量や通話料など、自分でプランを選択して利用することが可能です。

2.身軽

海外SIMカードを利用する利点としては、日本でいるかのようにスマホを使える点です。Wi-Fiルータを持ち歩かずにどこでも4G通信を使ってLINEができるので、非常に身軽で便利です。

 

このように、安さや、身軽さを重視する海外旅行上級者の方には、海外SIMを現地で調達する方法をおすすめします。

 

中級者:海外SIMをAmazonで買う

中級者におすすめの方法は、Amazonで海外SIMを買うことです。ここでいう中級者とは、海外旅行にはあまり慣れていないけれど、SIMカードのことは何となくわかっている!という人のことを指します。

Amazonには、世界各国で使える様々なSIMカードを売っています。僕も実際にインド、タイ、マレーシアの三ヶ国を廻ったときに、AmazonでSIMカードを買いました。

このSIMカードの利点としては、複数ヵ国に渡って同じSIMカードを使えることです。そのため、バックパッカーの方などが、複数ヵ国を渡る際にもSIMカードを入れ替えることなく使うことができます。

それでは、実際にAmazonで買えるSIMカードを見ていきましょう。

 

AIS SIM2Fly アジアならこれ一つ!

まずご紹介するのは、タイのAISという携帯会社が販売している、SIM2FlyというSIMカードです。

これは僕も実際に使ったことがありますが、以下のアジア17ヶ国で利用することが可能です。なんとこの中に日本も含まれているため、日本にいるときにSIMカードを挿して飛行機に乗ることができます。

【利用可能国】
1. 韓国
2. 台湾
3. 香港
4. シンガポール
5. マカオ
6. マレーシア
7. フィリピン
8. インド
9. カンボジア
10. ラオス
11. ミャンマー
12. オーストラリア
13. ネパール
14.インドネシア
15.スリランカ
16.カタール
17.日本

 

実際にiPhone5に入れて利用してみた感想ですが、インドではだいたいの場所で通信ができ、デリーとコルカタでは広範囲で4G通信が使えました。しかし、バラナシではずっと3Gで、4Gは使えませんでした。

マレーシアではだいたいの場所で4Gが使えたので非常に便利でした。

注意点としては、タイが含まれていないことです。タイの携帯会社のSIMカードなのに、ここは謎ですね。

 

 AT&T MOST SIM アメリカ&ハワイで使える!大容量!

次にご紹介するのはアメリカとハワイで使用可能なSIMカードです。AT&Tというのは、アメリカの大手携帯キャリアであり、アメリカ国内の広範囲をカバーしています。そのAT&Tの電波を使用可能なSIMカードとなっています。

このSIMカードは、スマホにAPNプロファイルをインストールする必要があります。インストールの仕方は付属の取り扱い説明書に書いてあるため、誰でも簡単にインストールすることができます。

 

AIS SIM2Fly WorldWide ヨーロッパで!

最後はAIS SIM2Flyのワールドワイドエディションです。

なんとこれは、ヨーロッパを中心に世界中多くの国で使用することができる最強のSIMカードです。

しかも、15日間4GBも使え、容量を使い切ったとしても128kbpsの低速通信は可能なため、LINEやメールなどの軽い機能は使うことができます。

使用可能な国は以下の通りです。

■■■利用可能国■■■
【ヨーロッパ】
ロシア / アイルランド / アイスランド / イギリス / イタリア / エストニア / オーランド諸島 / オーストリア / オランダ / ギリシャ / クロアチア / スイス / スウェーデン / スペイン / スロベニア / セルビア / チェコ / デンマーク / ドイツ / ノルウェー / ハンガリー / フィンランド / フランス / ブルガリア / ベルギー / ポルトガル / マケドニア共和国 / リヒテンシュタイン
【アジア】
韓国 / 日本 / インド / インドネシア / カンボジア / シンガポール / スリランカ / 台湾 / ネパール / フィリピン / 香港 / マカオ / マレーシア / ミャンマー / ラオス
【オセアニア】
オーストラリア / ニュージーランド
【欧米】
アメリカ(サイパン、グアムは除く) / アルゼンチン / カナダ / コロンビア / メキシコ / プエルトリコ / バージン諸島
【中東】
トルコ / イスラエル / オマーン / カタール / クウェート / パキスタン
【アフリカ】
エジプト / 南アフリカ共和国
※2017.12.15よりアラブ首長国連邦では利用出来なくなります。

 

本当に世界中の国々で使うことが可能なため、もはやこれ一つあればアメリカもアジアも十分です。

 

 

初級者:海外モバイルWi-Fiルータをレンタルする

最後のパターンとしては、海外旅行もほとんど経験がなく、SIMカードなどもさっぱり理解できない!という方におすすめな方法です。

モバイルのWi-Fiルータを空港やネットでレンタルすることで、海外ではWi-Fiを使用してネットに接続することができます。

日本では、むしろこの方法が最も一般的かもしれません。

僕が実際に利用したしたことがあるのはイモトのWiFiです。

これは、テレビCMでもおなじみですが、24時間365日のサポート体制もしっかりしており、空港や宅配で機器を受け取ることができるため、非常に便利です。

値段はだいたいの目安ですが、1,000円/日といったところです。詳しい料金プランは下にリンクを設けますので、そちらでご確認ください。

イモトのWiFiはこちらから

 

モバイルWi-Fiの利点

友達と旅行の際は割り勘でレンタルして使用できることでしょうか。

その分、共有なので不便にはなりますが。

 

モバイルWi-Fiの欠点

欠点は、スマホの他にルータを持ち歩く必要があることです。

ルータのバッテリー残量を気にしたり、充電する必要があるため、非常に煩わしいというのが率直な感想です。

しかし、一番手軽で簡単な方法であるため、初心者にはベストな手段だと思います。

 

自分にあった手段を選ぶ

さて、ここまで3つのパターンをご紹介しましたが、それぞれ難易度が違うため、どれが自分にあった手段か迷うと思います。

一般的には、難易度が高くなるにつれて、自由度が増し、値段も安くなる傾向があります。

しかし、それほど高い難易度の自由度などに魅力を感じないのであれば、最も簡単なレンタルWi-Fiを選択するのも有りだと思います。

いろいろと比較して、自分で検討してみることをおすすめします。

 

 

「イモトのWi-Fiの詳細はこちら」


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Posted by Kei