【理系大学生】放置型研究室は楽だが卒論を書くのは辛い

2018年4月9日学校

やっと終わりました。大学卒業の証、卒業論文!

大学生はだいたい皆、この卒業論文にヒィヒィハァハァ言って卒業していきます。

まあ僕の研究室はいわゆる「放置型」の研究室だったので"キツさ"で言えば大したものでは無かったのですが、先生から何も指示を受けず、自分で全て考えて卒論を仕上げなくてはならなかったので、そういう面では逆に結構辛いものでした。

一年間の研究室の生活を時系列で表すと、以下の通りです。

■一年間の研究室での生活

4月 研究室配属。中旬にやっと先生から招集される。
5月 週に2・3回集まり、教科書を数ページ読んで分からないところを話し合う。
6月 同上。就活は内定を第2・第3希望からもらいひとまず安心する。
7月 教科書を1冊読み終わり、個人で興味を持った分野で本を探して卒論の題材を考える。このとき、週に2・3回集まり、1時間ほど先生に経過報告をして解散していた。
8月 同上。お盆休みもあり、ほとんど活動せず。
9月 同上。2週間ほど海外に行っており、卒論なんて頭から消えていた。
10月 そろそろ卒論に取り掛からないとやばいぞと思い始める。しかし、教科書のプログラミングをMATLABで実際に書いてシミュレーションをやっただけである。
11月 いよいよやばいぞと思うが、全く集中できず、とりあえず参考書を読んでいた。先生への報告はただの作り話になり始める。
12月 かなりやばいのにブログを書き始めてしまう。夜中に研究室でブログを書いたり、もはや何をしているのか分からない。
1月 死ぬほどやばいのでブログは完全休止にしてガチで卒論を書き始める。やったことはただの比較。1日で結果が出てしまう。
2月 卒論はほとんどできてしまったので発表のスライドづくりを始める。3日くらいでだいたい完成してしまう。
3月 卒論を完成させて提出。なんか言われたが、聞かなかったことにして出してしまう。

 

まあ……酷いですね。

正直言って酷いですわ。

人生で一番無計画に過ごした1年間でした。

 

就職活動はいろいろ思い悩んだりしたことはありましたが、まあそれでも1年を通してクズ人間のような生活を送っていました。

 

研究室は緩いところという噂は事前に仕入れていたのですが、正直ここまで緩すぎる研究室だとは思っていませんでした。

他の研究室メンバーはほとんど学校に来ていませんでしたし、自然と僕も行かなくなってしまっていました。

良い事ばかりと思えば、けっこうそうでもないんですよね放置型は。

さて、今日はその「放置型」の研究室について語ってみたいと思います。

 

 

「放置型」の研究室は辛い

こんなこと言って、「ラボ畜」の方は怒らないでくださいね。「放置型」の研究室って思った以上に結構辛いんです。

先生が何もタスクを与えてくれない分、全て自分で管理して、すべて自分で題材を見つけて取り組んでいかなくてはならないのです。

研究室に先輩が一人もいなかった僕にはこれは本当にきつかったです。

特に後半、自主的に探究していかなくてはならなくなったところ。僕の研究室は数学の研究室で、実験器具も装置も何もないので、もはや何をしたらいいのか分からず混乱してしまいました。

 

「放置型」の研究室では何をするべきか

さて、「放置型」の研究室ではいったい何をするべきなのでしょうか。

一年間、この「放置型」の研究室で過ごした僕は、少なからずやることが分かってきました。

何をするべきなのか、何をすれば卒論完成の道へと進めるのかを、考えてみます。

 

とりあえず先輩の論文を読め

とりあえず過去の先輩の論文を読みましょう。

先輩の論文を読んでいると、過去にその研究室に属していた先輩たちはどのようなことをしていたのかが分かってきます。

そして、論文を読んでいると、「~の部分は次回への課題とする」みたいな文章が出てきます。これを見つけたらチャンスです。この部分を自分の論文テーマにしてしまいましょう。

僕は、とりあえず先輩の論文を見ていると、とりあえずレベルが低くて低くて。。。もう情けなくなってきました。おそらく教科書の説明をそのままコピーして、教科書にかいてある問題をシミュレーションして論文の完成!みたいなものが多かったです。

当初このような論文をみてバカにしていた僕ですが、まさか自分もこのようなレベルの低い論文を書くとはこの時は思いもしませんでした。。

 

とりあえず先輩の論文をまねろ

とりあえず先輩の論文をまねてみましょう。

まねていると、その分野についてぼんやりと理解できるものも出てきますし、何よりもやっている感が出て来て、堕落してしまいにくいです。

「放置型」の研究室の敵は堕落ですので、この点は大事です。

 

とりあえず研究室にいよう

とりあえず研究室にはいましょう。あまりに放置されていると、もはや昼夜逆転してしまったり、一日中家で過ごしたりしてしまってめちゃくちゃな生活になってしまいますので、とりあえずは研究室にはいるようにしましょう。

研究室にいることで、やっている感はでますし、先生も助けてくれたりするかもしれません。

 

それでも卒論が書けないって人は

それでも卒論が書けない人。。。

もう遊んでしまいましょう。

僕は遊んで過ごしましたが、結局は何とかなりました。結構きつかったですけどね。

まあ、おすすめは、先輩の卒論の続きをやってしまうことです。

最後の大学生活、悔いのないように過ごして下さいね。

 

 

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Posted by Kei